石鯛釣りはじめました～日向地磯編～

＜11月6日＞
長島で２度目のボウズを食らった石鯛釣り。その翌週、懲りずに今度は日向の地磯で石鯛を狙いました。

日向の細島エリアにはアクセスのいい地磯が沢山ありますね。今回は南側に面したサンポウ～テッポウバエ～エビスバエ～ナガバエ～コタロウと並ぶ地磯でチャレンジしてみます。

前回と同じく基本の捨て錘式置き竿釣法でエサはガンガゼです。宮崎県北でガンガゼ販売しているお店を知らなかったので、佐伯フィッシングさんで購入してみました。

あと、暗い内にショウジンガニも数匹捕まえておきました。昼間なら素早く逃げる彼らも夜は素手で簡単に捕まえられますね！外洋に面した磯やテトラポットでよく見るカニですが、石鯛釣り師達にはマガニなどと呼ばれエサに使われるらしい。

さて今日のポイントは激流ポイントでもないのでのんびり釣りができそうです。夜明けとともに仕掛けを投入。足元の水深が５ｍですぐに１０ｍ程まで落ち込んでおり、その先はなだらかな海底という感じの様子。遠投しすぎずちょうど掛け下がりきった場所に仕掛けを落ち着けるようにしました。

朝イチはエサ取りの反応すら無し。ガンガゼがそのまま返ってくるので、何かしら反応が出るまではマキエのつもりでハンマーで殻を砕いた状態のガンガゼを繰り返し打ち返しました。

が・・・２時間ほど経過しても反応皆無、ボロボロに砕いたガンガゼがほとんどそのまま残って戻ってきます。場所が違うんやろか。

朝の満潮を過ぎ８時を回ると下げ潮が左向きに流れ出し、途端にコツコツ、ガツガツとガンガゼを激しく突っつく反応が出始めます。いよいよこれからか！？

魚が留まってくれるようにガンガゼ２匹掛けで打ち返しますが、着底直後から激しく反応がありものの数十秒で素針となります。試しにショウジンガニを付けてみても同じく速攻で素針。

本命だろうか、頼むから針掛かりしてくれ～と７，８投目だったでしょうか。ガツガツ、ガツガツ、ググーッと竿先が抑え込まれました！

合わせを入れると底に突っ込むような力強い手応えが。最後まで粘り強く抵抗して浮いてこず磯際でようやく姿をせた魚は・・・

本命のイシガキダイ登場！人生初の石物です。石鯛釣りとは銘打ってましたがイシダイでもイシガキダイでもどちらでもよかったので、めちゃくちゃ嬉しい。

後から測ると32cmでしたが体高があるためか40cmくらいに見えます。可愛いサイズだけどかっこいい・・・イシダイもイシガキダイも釣ったことなかったのでこのサイズでも感激です。

しっかりとジゴクに掛かっていますね。合わせのタイミングは間違ってなかったのかな？
この調子でもう一匹、いや後二匹！と釣れたイシガキダイはタイドプールに入れて慌ててエサを付け替えて投げ返しました。が、先程までの反応はパッタリと止まってしまいました。

同じように潮は動いてるのになぁ、一匹しか居なかったのか？またはびっくりして逃げちゃったのか・・・

それから昼過ぎまで同じポイントで粘ってみるもずーっと反応は無く、干潮の潮止まりと同時にエサも無くなったので仕方なく納竿としました。

そうそう石鯛釣りの間に青物らしき魚がベイトを追い回していたので、こっそり持ち込んだヒラスズキタックルで小型のダイペン投げていたら40cmクラスのちっさいヤズが何匹か釣れました。60cmクラスの魚影も見えてましたがルアーを追うだけで乗せきらず・・・ヤズは隣の釣り人にお裾分けして、帰り際に釣れた一匹だけ持ち帰ることに。

石鯛釣りハマりそうです！竿先の反応を見ながら海の中に想像巡らせるのがすごく楽しい。極力仕掛けをロストしないラインとワイヤーの強度バランスや錘の工夫など少しずつ分かってきてストレス無く楽しめるようにもなってきました。次こそはホンイシを・・・！！

■タックル情報
ロッド：レジェンダー豪腕石鯛540MH
リール：アンバサダー10000C
道糸：石鯛用ナイロン24号
瀬ズレワイヤー：37番
ハリスワイヤー：38番
針：ガゼ16号