クリスマス石鯛

釣行データ

・日付:12月26日
・潮:小潮
・場所:鹿児島県大隅半島

タックルデータ

・ロッド:レジェンダー豪腕石鯛540MH
・リール:アンバサダー10000C
・道糸:石鯛用ナイロン24号
・瀬ズレワイヤー:37番
・ハリスワイヤー:38番
・針:釣針屋comoe 石鯛Basic16号

釣行記録

12月末に仕事で特大トラブルが発生。会社に缶詰にされる中、精神衛生上の健康を保つために無理やり強行したのが今回の釣行。


場所は大隅半島のとある地磯、餌は高野釣具購入したガンガゼ40個。駐車ポイントから地磯まで約30分の道のりを歩き到着したのは6時半頃。この日は5時干潮で上げ潮からの釣り開始のため、当て潮となる磯の北側に出るつもりが、途中道を間違えたみたいで南側に出てしまった。北側に移動するのも体力的にキツイので、まあいいやと南側でピトン跡のある底物ポイントに場所を構えた。



先行者のルアー4人組。潮あたりの良い北側の方がいいんじゃないの?と思いはしたものの、絡み辛い雰囲気の集団だったので最初の挨拶以外は話しかけないことにした。



まずは錘だけで方向・距離を変えつつ海底をの地形を調査してみる。足元で5m、そこから15mくらいまで落ち込み離れ瀬に向かってまた浅くなるような地形の様子。


まだ薄暗く石鯛は食わないだろうという時間だけど、ガンガゼ2個付でとりあえず仕掛けを投入し溝の最深部から少し巻き上げたところに仕掛けを落ち着かせてみる。マキエの意味も込めてガンガゼにハサミで切れ目を入れておいた、この辺のやり口も随分手慣れてきたように思う。


明るくなるまでの間、もし青物が回遊してきた時のためのルアータックルも組んでおく。時折石鯛竿に目を遣ると、竿先にはコツコツと小さなアタリが早くも出ていた。


ルアータックルを組み終わり足元のサラシチェックだけでもとミノーを引いていると、視界の隅に入っていた石鯛竿が突然海面向かってぶち曲がり今にも竿ごと持っていかれそうな状態に!


大慌てでルアーロッドを置いて石鯛竿に飛びつき鬼アワセ!!直後鋭く底に突っ込む力強い引きが手に伝わってくる。まさか一投目から本命なのか!?と若干混乱しながらも冷静にポンピングで浮かせ、瀬際の最後の突っ込みを凌ぎ、ようやく姿を見せた縞模様のお魚。おいおい・・・



本当に一投目から釣れてしまった、しかも結構いいサイズなのでは!?石鯛釣り7度目の挑戦にてようやく本命の石鯛をゲットできて感無量、美し魚体にしばらく見惚れてしまっていた。



帰るまで活かしておきたかったけど、見惚れてる間に弱ってしまったのですぐに締めることに。血抜き後に計測すると54cmだった、このサイズでシマシマ模様なので多分メスだと思う(後で腹割ったら小さな卵巣入ってた)。


いつまでも感動に浸っていては時間がもったいないので、引き続きガンガゼ2個付で釣りを再開。この日は自分の少ない経験の中でもかつて無い餌取りの多さでものの数十秒でガンガゼが瞬殺。そして時折混じる



イラ!!

イラ!!!!

イラ!!!!!!


計5~6匹はイラを釣った、しかも皆デカイ。今日は本命が釣れたので持ち帰らないんだごめんよ。
ガンガゼがあまりに瞬殺されるので途中から一匹掛けに変更。それでも餌が持たない気配があり、潮止まりの間にジンガサとムラサキウニを磯で採集しておいた。


13時過ぎ頃から下げ潮が流れ出し、ようやく釣座に本潮が当たるように。しかし相変わらず餌取りの猛攻は留まることを知らずガンガゼは瞬殺。ジンガサは餌持ちがいいがイマイチ反応が少なくたまにイラが釣れる。


そしてムラサキウニ。今回始めて使用するが、ガンガゼと比べると信じられないくらい棘が硬い!ガンガゼの棘はハサミでサクサク切れるけどムラサキウニはパキパキっと切れるというより折れる感じ。切り落とした棘が磯に当たれば金属的な音が響く。ムラサキウニって金属製?こんなん食える魚いるんやろか・・・


しかしそれは杞憂で、投入してみるとなんとムラサキウニまでも瞬殺。2匹がけでも瞬殺。一体何者…??投入直後からガツガツ、ガツガツと激しく竿を叩き、針掛かりしないまま素針というパターンが続いたので、こちらから掛けにいってやろうと手持ちで攻めて見ることに。


ムラサキウニも使い切り残りのガンガゼは2匹。1匹を針に掛け投入すると早速ガツガツと当たり。タイミングを見計らい竿が強く舞い込んだ瞬間ガツンと合わせてやると乗ってくれた!イラとは違い鋭い引き。しつこい餌取りの正体は・・・



なんと良型イシガキダイ!こいつは45cm有り記録更新。嬉しい。


そしてよく見たら針が顎に掛かっており間一髪で釣れていたみたい。こいつ、なんちゅー餌取り名人。
このイシガキダイ、帰って腹を出すと胃袋から大量のガンガゼ&ムラサキウニの残骸が出てきた。ムラサキウニを食っていた犯人はこやつだった模様、イシガキダイの顎パワーすごいね。


そしてラスト一匹のガンガゼ、これも同じパターンで竿が舞い込んだものの針掛かりならず。海中はイシガキダイが沢山居るんだろうか?悔しい気持ちはあるものの、これ以上荷物が重くなれば帰り道も辛いのでこれにて納竿。



本命イシダイに加え記録更新の良型イシガキダイも釣れ大満足の釣行となった。今年イシダイ釣りを始めて今回で7回目。瀬渡し船を使えばもっと早くに本命に出会えていたかもしれないけど、どうしても自分の足で選んだポイントで釣ることに実は拘っていた。


この秋はほとんどの時間をイシダイに費やしてしまい他の釣りができなかったけど、イシダイは一旦区切りをつけてしばらくのびのびと好きな釣りを楽しみたいと思う。もちろんイシダイも続けるけどね、目指せ60cmオーバー!

コメント

  1. ヨシ。 より:

    へなたりさん、こんばんは。
    今年もよろしくお願いします。
    石鯛良いですね~
    石鯛は姿もカッコ良いし釣れたら嬉しいですよね。
    僕は何回釣っても釣れる度に膝ガクガクでした。
    特に姿が見えてからが緊張しますね。
    おまけのイシガキダイもデカイですね。
    美味しかったでしょうね~

  2. 線路 より:

    へなたりさん こんばんは!
    おめでとうございます!イシダイもイシガキダイも良いサイズですね。

  3. へなたり より:

    ヨシさんこんにちは。
    ことしもよろしくお願いしますm(_ _)m
    ヨシさんでも緊張されるんですね。
    本当に姿が美しくて、感動と緊張ですごく高ぶってしまいました笑
    石鯛は初めて食べましたが大変美味しく、ただ皮が想像以上に分厚くて驚きました。
    イシガキもシガテラに少しビビってましたけど脂べっとりで最高のお味でしたよ!

  4. へなたり より:

    線路さんこんにちは!
    ありがとうございます。ようやく釣れてくれた石鯛がこのサイズで大満足です。大型は70cmオーバーにもなるみたいなので、サイズアップ目指してがんばります!

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