カワハギは必ずオス♂が先に釣れる

釣行データ

釣行データ

・日付：12月12日～13日
・潮：小潮～長潮
・場所：大分県南～宮崎県北

タックルデータ

・ロッド：トーナメントサーフTⅡ 30-405
・リール：13パワーエアロスピンパワー
・メインライン：PE3号
・リーダー：ナイロン12号
・ハリス：フロロ5号
・針：ささめ 大キスL
・餌：青虫

釣行記録

以前からずーと思ってることがある。
タイトル通り、カワハギを狙うと決まってまず最初にオスが釣れる！ほぼ100%最初はオスで、その後メスがパラパラと２～３枚釣れるパターンが多い。

これを確かめるべく（肝パンカワハギを食べたいがために）大分県南エリアでカワハギを狙ってきた。この日は大分の義実家に用が有り釣場に入ったのは既に16時過ぎ。日暮れまでほとんど時間はないが肝パンカワハギが少しでも釣れてくれたら。

自作の二本針仕掛けに青虫を一匹ずつ付けていざファイヤー！横っ風が少し気になるがなんとか糸ふけ取って100mくらいの飛距離。一投目からコンッコンッと明らかにカワハギの当たり、食い込ませるため合わせわ入れずにテンションを抜くも反応が無くなり、回収すると餌がない。

どうも食いが渋そうなので、餌を短めに付けて再び投入。少しさびくとまたまたカワハギの反応、今度はこちらから合わせを入れると乗った！ゴンゴン、ゴンゴンと激しく暴れるカワハギ。

掛かりどころが悪いとこのひと暴れにより高確率でバレるためヒヤヒヤしながら慎重にリーディング。水面まで浮いたらもうこっちのもの、横向きになった平べったい魚体がビート板のごとく水面を滑って来るのが見える。

良型肝パンカワハギゲット。
そして性別は・・・やはりオスだ！！
（黄色い背鰭がﾋﾟﾛﾝと一本長いのがオス）
さっと血抜き処理をし、すかさず同じ投点にキャスト。

続けて一回り小さいメスが釣れた。写真は無いが同じ投点でさらにメスを一匹追加したところで反応が途絶える。投点を40mほど右にずらしてキャスト！すると再び当たりが頻発、何度か餌を盗み取られつつようやく一匹合わせが決まり

ここまで再現性が高いと偶然ではなく、何か理由があるに違いない。私の想像だと、砂地のカワハギはオス１匹とメス数匹の小集団で行動しており、餌を見つけたらまず最初にオスが食いつく習性があるのではないか。

そしてこれはすべてのカワハギ釣りに当てはまる現象ではなく、砂地を群れで回遊しているようなカワハギを狙う時の傾向じゃないかと思う。岩礁帯を単独行動している個体には多分当てはまらない。自分の場合投げ釣りで砂地の回遊カワハギを狙うことが多いからいっつも最初にオスが釣れる、と思っている（あくまで想像で何の根拠もない）。

４匹目が釣れたのが既に17時過ぎで薄暗くなっており、カワハギの反応はぱったり無くなった。餌が余ったため青虫を房掛けにして少しだけ置き竿にしてみると・・・

チャリコとゴテンアナゴのダブル。
チャリコは頭の形状が歪なので口を覗くとやっぱりタイノエが寄生してた。ゴテンアナゴは小骨が多くとても食べられないのでリリース。

■番外編
翌日も少し時間があるので石鯛釣りをする予定だったものの、ガンガゼ餌が手に入らずどうするか迷っていたが・・・現地採集できる餌で少しだけ釣りしてみることにした。

丁度潮が引く時間帯だったので、ヘッドライト・スパイク・軍手を装備しカニやジンガサ類を探してみた。

随分冷え込むようになったためか、１時間以上磯を歩いてイワガニ１０匹弱とトッポガニ２匹。ジンガサは沢山いたけど捕りすぎもよくないので15匹くらい集めておいた。ここら一帯は今夜から北西の爆風予報のため宮崎県北は門川方面へ移動し朝まで仮眠・・・

石鯛の実績ポイントと言われる地磯で少しだけ竿出ししてみたけど、フグ類に齧られるばかりで本命らしき反応はないままあっさり終了。石鯛は難しいね。

この日は天気が素晴らしく良かったので、遠見山からの景色をパシャリ。

初めて来たけど枇榔島や門川の沖堤防が一望できる絶景。枇榔島はいつか渡ってみたいなぁ、あの沖堤防は釣りできるんだろうか？こんなに恵まれた海で釣りしてていつまでも石鯛が釣れないのが情けなくなってきた。