タイトル通り、2021年ラストシブダイ釣行となります。今年は10月に入っても夏日が続いており釣行当日の水温はこちら
南九州はなんと27℃!!たっかいな～こりゃもうしばらく夏の魚が釣れそうですよ。でも来週からぐっと下がるかな？
今回は過去に一度だけ来たことのある鹿児島県のとある沖堤防がポイント。当初は釣友4人で土日夜通し釣る予定が、天候悪化により瀬渡し船が出港止となり・・・結局金曜夜から土曜にかけて一人で半夜釣りとなりました。こういう時フレックスタイム制はすごく助かる（転職して良かった）。
西の空に月が沈みそうな時間からスタート、無風ベタ凪快晴でこれ以上無い夜釣り日和です。
夜釣りに用意したタックルは足元宙吊り用×２、投げ釣り×１の３本。
シブダイ狙いの宙吊り仕掛けはキビナゴorイワシエサで足元に落とし込み底から2m程巻き上げた状態でキープ。お土産でもとフエフキ狙いの投げ釣りではヤリイカの短冊をエサに遠投しドラグフリーで待機。
宙吊りの方はエサ取りもほとんど無し。投げ釣りもたまに小魚が突っつく位で針掛かりはせずしばらくのんびりした時間が続きます。
２時頃、投げ釣りの方にジジッ、ジジッと地味なアタリ。走りきらない感じクロホシフエダイでしょうか？針掛かりしているようなのでドラグを締め合わせを入れると、げっ根に潜ってる・・・というかラインが根に巻いてる様子^^;竿をあおるとズリズリ、ズリズリと嫌な感覚が。
魚は付いているようなので無理し過ぎぬよう緩めたり張ったりを何度か繰り返していると、ズリズリ・・・ズリズリ・・・スッ！？はずれた！！すかさずゴリ巻き開始！！
ずっしり重々しい引き、クロホシフエダイとも違うしフエフキみたく走りもしない、大型のハタだろうか？最後水面で一番の抵抗を見せますがなんとか竿で受け止め、えーいタモ入れめんどいからぶり上げたれ！！
え、何だこいつは・・・
ご、ゴマフエダイ！？
二度見三度見
やっぱりゴマフエダイだ！！やったーこの魚密かに釣りかかったんです。南薩や南大隅方面の釣果で極稀に見かけていたので、まぐれで釣れてくれないかなと思ってたんですが、ホントに釣れるとは。本命より嬉しいかも・・・笑非常に美味らしいので当然キープです。サイズは手尺で60cmくらい。
沖縄の方ではマングローブジャックやカースビーなんて呼び名で汽水域のルアーターゲットとして親しまれていますよね。そういえばYouTuberのヨネスケさんも屋久島で投げ釣りで釣っていたような。
今回投げ仕掛けにはナイロン24号リーダーを10m入れてましたがそれがズタボロでした。長めにリーダ取っておいて正解でした。
３時頃、マイワシ一匹掛けしていた宙吊り仕掛けがブチ曲がる！飛びついてリールを巻くも、あまりのパワーに伸されてしまい一瞬で30号ハリスがプッツン。なんちゅーバケモン、アラか・・・？手持ちのタックルじゃどうしようもないサイズの魚でした。悔しい、アラタックル欲しくなる。
お次は満潮となる４時頃、またまた宙吊り仕掛けがブチ曲がるアタリ！切られまいと竿受けに固定したままゴリ巻きゴリ巻き、強烈な引きではあるものの上がってきます。暗くて魚見えませんがライトも照らしたくないので、えーいぶり上げたれ！！
おお、本命シブダイちゃん！手尺で50cmの良型、やりました
すぐにエサを付け直して同じポイントに投入。するとまたもや同じアタリ→ゴリ巻き→ぶり上げ～お、また良型シブダイや！と魚体を確認した瞬間、ボチャン・・・は、外れてしもた。調子に乗りすぎた。orzのポーズで猛省。
これが本命最後のアタリだったようで、その後はたまに来るウツボを必死にタモで掬ってはウツボかよ～と嘆いていました。期待の朝マズメも良型キジハタのみで終了（良きお土産）。
船の回収は10時。明るい時間も無駄にしまいと実は活きアジを持参していたので、泳がせ釣りにシフト。泳がせている間はルアーで青物を狙います。
泳がせには２度アタリが有るも針掛かりせず正体不明のまま。
ルアーの方は潮が全く動かずベイトも不在で魚っ気なし。一度だけやる気のないシイラがシンペンの後ろを付いてきただけでした。
本命に加えて九州本土では貴重なゴマフエダイまで釣れてくれて、2021年夏の夜釣りを締めくくるに充分な釣行となりました。シブダイ落としちゃったのは痛いけども・・・次からは面倒くさからずタモ入れ頑張ります。
■タックル情報
＜投げ釣り＞
ロッド：スカイサーフT 35-405
リール：PAスピンパワー
道糸：PE6号
リーダー：ナイロン24号
ハリス：ナイロン30号
針：ラマンスペシャル24号
＜宙吊り①＞
ロッド：ボトムキング T500
リール：ブルズアイ9120
道糸：ナイロン16号
ハリス：フロロ16号
針：ファインタマン20号
＜宙吊り②＞
ロッド：レジェンダー豪腕石鯛540MH
リール：アンバサダー10000C
道糸：ナイロン20号
ハリス：ナイロン30号
針：南方強者26号
＜ショアジギング＞
ロッド：ミュートスアキュラ 100H
リール：キャタリナ5000
ライン：PE4号
リーダー：カーボナイロン18号
コメント
へなたりさん、こんばんは。
ゴマフエダイとはまた貴重なお魚ですね。
見た目は緋鯉のような感じですね。
やっぱり美味しかったですか？
シブダイは相当美味しいと思いますが、シブダイより上ですか？
シブダイも釣れているから食べ比べが出来ますね。
ところでへなたりさんは薩摩隼人なんですか？
ヨシさん、こんばんは！
私はずーっと肥後もっこすです。鹿児島でばかり釣りしてますが笑
ゴマフエダイはシブダイのように身にサシが入るほど脂は乗っていませんでしたが、皮目やエンガワは真っ白で甘みのある脂と、身にも旨味がありかなりのお味でした。身はもっちり柔らかで火を通してもかたくならず南の高級魚らしい身質です。シブダイは人によっては胃もたれしちゃうので、どっちが上とは一概に言えないかもです！